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性病についての悩みがあるときには病院の何科に相談するのが適切?

2020年06月25日

性感染症にかかっているなど、性病についての悩みがあるときは、保健所や病院で検査をしてもらうことができます。市町村によっても異なりますが、保健所では血液検査を月に数回無料で行っていることが一般的であり、HIV抗体(エイズ)、梅毒、B型肝炎、C型肝炎の検査をしてもらえます。他にも、保健所では性感染症に関する相談窓口(電話等)を設けているので、心配なことは気軽に相談が可能です。

保健所での検査は確かに1つの方法ですが、検査できる性病の種類が限られており、毎日検査できるわけではありません。仮に保健所で性感染症にかかっていることが判明しても治療はできないので、はじめから医療機関に行くことがおすすめです。

性感染症の検査を確実に受けることができる診療科は、何科かというと、性感染症を専門的に取りあつかう性病科が正解です。とはいえ、性病科がある病院は限られているので、周辺に性病科がない場合は、男性であれば泌尿器科、妊娠していない女性であれば婦人科、妊婦の方は、まずかかりつけの産婦人科を受診することがおすすめです。こうした診療科がない場合でも、性感染症の検査を行うクリニックや医療機関も多くあるので、インターネットや電話で以前に確認するのが確実です。

医療機関によっては、感染症の検査だけを行ってもらうことも可能です。例えば、性器クラミジア、性器淋菌、梅毒、HIVがセットになったような検査もあるので、感染症に感染していないことを証明したいという目的でも、相談してみるとよいでしょう。

感染症に健康保険は使えるので、費用面でもそこまで心配することはありません。また、保険診療で保険証を使っても検査内容や病名が、健保組合から会社に知らされることもありません。気を付けておきたいのは、性感染症によって潜伏期間があるということです。クラミジアは1~3週間程度、淋病は2~7日程度、トリコモナスは1~3週間程度、雑菌性尿道炎1~3週間程度、性器ヘルペス3~7日程度となるので、感染と発症とはタイミングがずれます。

このように、性病についての悩みがあるときには性感染症を専門的に取りあつかう性病科が行くのがベストですが、必ずしも性病科を設けている医療機関が近くにあるとは限りません。診療科の名称が異なっていても、性感染症をメインにしているクリニックもあるので、何科に行くか分からずにやみくもに皮膚科や内科に行くよりも、事前に調べてみるのが良いでしょう。いずれの場合も、早めの医療機関の受診が非常に重要となってきます。