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性器ヘルペスの感染経路として一般的なものを知って対策を立てよう

2020年02月01日
薬を飲む男性

性器ヘルペスの原因は、HSV-1 とHSV-2の2種類があります。全世界の67%がHSV-1に感染し、11%がHSV-2に感染している統計もあり、大きく広がった感染症です。

HSV-1は、主に口から口への接触によって感染し、口腔ヘルペスを起こすのが代表的ですが、性器ヘルペスの原因にもなります。HSV-2はほぼ例外なく性行為で感染するため、性器ヘルペスの主要因ともいえます。

まず、HSV-1による感染経路は、口と口との接触の他、口と性器との接触を通して性器ヘルペスを引き起こすということに注目です。口唇にヘルペス症状が現れた時に最も感染力が高いので、唇の状態がおかしい時は注意が必要です。こうした場合、セックスパートナーの性器にヘルペスがうつるのを防ぐため、オーラルセックスを絶対にしてはいけません。もちろん、性器ヘルペスの症状のある場合、性行為も厳禁です。

コンドームを正しく使用することは、性器ヘルペスの拡大防止に一定の効果があります。ただし、性器ヘルペスがコンドームでカバーできない部位にも現れるので、感染のリスクを減らすことはできても、完全な予防策にはなりません。HSV-1では、目に見える症状がないときも感染力を持ちます。

一方の、HSV-2は、例外なく性交渉でうつるのが特徴的です。2012年には女性感染者が2億6,700万人で、男性感染者が1億5,000万人と推定されており、女性から男性よりも男性から女性の方が感染の確率が高くなります。ただれた性器の表面や皮膚、唾液や精液などの体液が主な感染経路となるため、ほとんどのケースが性交渉時に感染します。

予防法としては、症状が現れている時には性交渉をしないことです。特に、皮膚にただれが生じているような、症状がひどい時に最も感染力が強くなります。ただし、厄介なことに目に見える症状がないときも感染することがあります。

HSV-1の時と共通ですが、コンドームの正しい使用が、性器ヘルペスの拡大防止に一定の効果があります。こちらも同様に、HSV-2はコンドームでカバーできない部位にも現れるので、感染のリスクを減らすことはできても、完全な予防策にはなりません。なお、医学的な男性の割礼は、HSV-2からの保護に一定の効果があるとされています。

HSV-1およびHIV-2に対する対策としては、ワクチンなどの研究がされていますが、現在のところ実用化には至っていません。少しでも性器ヘルペスの疑いがある人は、オーラルセックスやアナルセックスをはじめ、いかなる性行為を控えることが重要です。